fabufabu-monorisu’s diary

思いのたけを述べるんじゃあ

「嫌われる勇気」第二夜

「嫌われる勇気 」読書感想文 第二夜
 
岸見一郎さん、古賀史健さん共著のアドラー心理学の教えを学ぶことの出来る「嫌われる勇気」の読書感想文(。・ω・)ノ

内容をうまくまとめられなかったので、一夜ごとの読書感想文!


○第二夜 すべての悩みは対人関係

 

哲人と青年との会話は5日に分けて行われます。
一夜目の議論を整理した青年が哲人に再突撃ヽ(・ω・。ヽ)

第二夜では、セクションのタイトルのように、人の悩みと対人関係について語られています。

 

アドラー心理学の考え方の基本として、人間は目的を持って行動しているとしています。
これまで、自分の性格だと思っていたものも、ある意味、目的ありきのものとして考えられるみたいです。例えば、自分の短所ばかりが目に入るのは、自分を好きにならないでおこうと思っているから、みたいに(-_-;)

青年は、対人関係で苦しんでおり、自分のことを好きになれないと言っていました。哲人はその青年に、自分のことを好きになれないのは、あなたの目的が、他者との関係のなかで傷つかないことにあるから、と看破していました。
対人関係のなかで、傷つかないなどあり得ず、大なり小なり傷つけ合っています。
私も、他の人から悪く思われたくない、嫌な顔されたくないという思いを持っております。青年の考え方にシンクロできる部分であり、この部分の哲人の言葉はとても痛いものでした(*_*)

 

次に、人の劣等感、劣等性の議論。
劣等性に見えるものでも、自分でどのような意味付けをするか、どのような価値を与えるか。
哲人は自分の身長が低いことを例に出し、我々を苦しめる劣等感は、客観的事実ではなく、主観的解釈であることを説いていました。
納得できる内容でした。
主観のいいところは自分で選択可能であるとも言っており、ある事実をプラスに取るか、マイナスに取るかは見方次第だと納得しました(^-^)/

 

劣等コンプレックスの話。
自らの劣等感を言い訳に使い出した状態のことです。ここの話は一番自分にとってクリティカルに痛かった・・・❗(>_<)
成功できないと思うのは、その人が成功したくないから。
今の遊びや趣味の時間を犠牲にしてまで努力する勇気を持ち合わせておらず、多少の不満や不自由があっても今のままの方が楽だと考えているから。なんだと!(゜ロ゜)
今持っているものを手放さないと、新しいものは掴めないですね。わかっちゃいるんだが、わかってないんだよなぁ・・・(´ω`)


後半は、競争について書かれていました。
競争の中に身をおいている人は心休まる時がない。
社会的成功をおさめてるのに幸福でないのは、競争に身をおいているから。
他者の幸福を自分の負けのようにとらえているから祝福できない。
人々を自分の仲間だと思えば、世界の見え方は変わってくる。
他人と比較して、他人を敵だと思って競争するから劣等感に苛まれてしまうみたいですね(^^;
理想の自分があり、それに向かって一歩一歩改善しながら近づくことに価値がある。

比較すべきは他者ではなく、理想の自分?(・・?


アドラー心理学は、他者ではなく、自分を変えるための心理学と言われます。
アドラー心理学では、相手が幸せそうにしていたら、素直に祝福できる。それが愛。
この人と一緒にいると自由に振る舞えると思えたとき、愛を一番実感できる。優越感も劣等感も感じない、平穏な状態。互いに束縛し合う関係は長続きしない。
なるほど!と思える、とても参考にすべき考え方です!


私のライフスタイル(傾向)を決めたのは、他でもない私自身。
アドラー心理学は勇気の心理学、所有でなく使用の心理学。
ただ読んで面白かった、で終わらないよう、第二夜の内容も実生活に落とし込んで行きますよーヽ(・ω・。ヽ)