幸せになる勇気
「幸せになる勇気」読書感想文
岸見一郎さん、古賀史健さん共著の「嫌われる勇気」の続編、「 幸せになる勇気」の読書感想文。
哲人を論破しようとする青年と、安定の哲人。 いつものあのノリですね(´ω`)
・アドラー心理学ほど誤解され、理解が難しい思想はない。
・我々は、知っていると思った瞬間、それ以上求めなくなる。
・あなたは他者の期待を満たすために生きているのではない。 他者もあなたの期待を満たすために生きているのではない。
アドラーの心理学はなかなかどうして、受け入れがたい部分があります。
しかし、やはりどこかそうだよなぁとぐさっと心に刺さる言葉が多いように思います。
・まず、相手に対して尊敬の念を持つ。 尊敬なきところに良好な人間関係は生まれず、 良好な人間関係なしに言葉を届けることはできない。
・共同体感覚。他者への関心。具体的には、 他者の関心事に関心を寄せること。
・相手の関心事を理解しようとする。自分自身がそれを楽しむ。
・我々に必要なことは、他者の目で見て、他者の耳で聞き、 他者の心で感じることだ。
・共感とは他者に寄り添う時の技術であり、態度。
・対人関係の第一歩は、尊敬するところから。
もっと他人に関心を寄せようと思いました。
普段生活している中で、特に忙しいときはやっぱり自分のことを考える習慣が付いているのかなと、思います。
自分のやったことのないことでも、相手と一緒に楽しんでみる。
もっと実践していこうと思いました。
幸せになる勇気は、幸せについての議論と教育についての議論の2大構成。
教育に関しては・・・全国の先生や親に読んでほしい内容です(;_;)
・「交友」 に踏み出さない人は共同体に居場所を見つけ出すこともかなわない 。
・他者のことを信頼できるかどうかは、 その人のことを尊敬できるかどうか。
・信じるということは、鵜呑みではなく、 たとえ嘘をつくことがあっても、嘘をつくその人ごと信じること。
・自分のことを信じてほしいから先に信じる。
・他者のことを信じていない人間は、正面切った議論すらできない。
聖人か!(・_・;)
でも確かに、疑いの目を向けてくる人をこちらから信頼することができないですね。
信じてもらえるから、その信頼に答えたいと思うのかな。
そして最後の幸せになるための結論は・・・愛!
・自分を愛することができなければ、他者を愛することはできない。 自分を信じることができなければ、他者を信ずることはできない。
・自己中心的な人は、ありのままの自分を受け入れられず、 常に不安でいるから自分にしか興味を向けない。
・自分を好きにならないと、他者を信ずることができず、 交友の関係に踏み込めない。
・仕事によって認められるのは、あなたの機能であり、 あなた自信ではない。
・我々は、分かり合えないから信じるしかない。
・あなたにできることは、身近な人々に信頼を寄せること。 それだけです。
・他者を愛することは、愛されるより何倍も難しい。
・愛とは二人で成し遂げる課題である。
・本当の愛を知ったとき、私だった人生の主語が私達に変わる。
・自立とは、自己中心性からの脱却。愛によって自立し、 共同体感覚を身につける。
・愛は自立。大人になること。だからこそ、難しい。
愛です。
人を愛することが幸せになるための、最大のKey!
そこなの!?結論そこなの!?゚( •̀ㅁ•́;)
・・・もっともっと愛します。